海外の水が飲めない理由ってなに?日本との違いはインフラ管理の質

海外の水が飲めない理由ってなに?日本との違いはインフラ管理の質

どうも、うおたサバ子です。

このページでは、海外の水がどうして飲めないのかについて書いていきます。

  • なんでお腹を壊したりするって言われているの?
  • そんなに水質が悪いの?
  • 日本との大きな違いは?
  • 逆にどうすれば飲めるようになる?

とかについて詳しく記していきます。

そりゃ当然、日本の安全衛生管理の質が高いからでしょ?

と思うかもしれません。

それはそれで大正解なのですが、もっと他の部分にも原因があるのです。

まぁ、どのみち海外の水道水はリスクが日本に比べて大きいのは事実です。

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海外の水はなぜお腹を壊す?

海外の水はなぜお腹を壊す?
インフラ整備が微妙で雑菌類、不純物が多い

皆さんもご存知。

日本と海外では、上下水道の状況は大きく異なります。

世界的に見ても、日本は上下水道は充実しているんですよ。

水道インフラは十分安全であり、蛇口から出る水を飲んでもお腹を壊してしまう確率は極めて低いです。

流石 Mde in Japan.

昔に比べ、

ヨーロッパやシンガポールなど先進国の国では飲める水道水が多くなってきています。

でも、水道インフラが充実していない地域も、今なお多いですよね。

その中で、一番の問題となっているのは雑菌類

海外の水道水には、大腸菌が混ざっている恐れが。

過去に海外の水道水に対する調査が行われた事も。

その結果、幾つかの場所で大腸菌入りの水道水が発見されたんだとか!

恐ろしいですよね。

それとプラスして、不純物の多さも問題です。

現在の日本の水道管のほとんどは鉄製のパイプでなく、塩化ビニルせいのパイプなどに交換されています。

しかし、海外の国ではまだまだパイプに問題があるのが実情です。

鉄製のパイプだと、中がどんどん錆びていきます。

その錆が水道水に乗って出てきてしまうこともあるのです。

そんなお水を体に取り込んでしまったら当然お腹を壊してしまいますよね。

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海外の水への免疫が無いからお腹を壊す

海外の水への免疫が無いからお腹を壊す

そもそも日本人は海外の水にあまり慣れていません

当然です。住んでいないから。

元々、その現地の水を飲んで生活している人は雑菌類を退治してくれる菌がお腹にいます。

でも、日本の清潔な水道水であるがゆえ、その雑菌を倒す良い菌を持っていません。

なので、お腹を壊しやすい状況となってしまうんですね。

ある程度は海外の水道水に慣れていれば、お腹をこわしてしまうリスクは低くなるかもしれませんが。

まぁ、海外の水に対する免疫力や抵抗力がある強靭な身体をお持ちであるならば負けないと思いますが(笑)

多くの日本人には、海外の水への抵抗力がないので避ける方が無難ですね。

海外と日本の水はマグネシウムの量が異なる

海外と日本の水はマグネシウムの量が異なる

場所によりますが、海外の水はいわゆる硬水になります。

コンビニでも海外産の水が販売されていますが、日本と比べると硬度が高いものが多いですよね。

具体的にどのような違いがあるかというと、水の中に含まれている成分です。

海外の水道水の場合は、マグネシウムやカリウムといったミネラル分が多く含まれています。

なので、味としては若干苦い感じに。

こうした硬水は胃腸の弱い方だとお腹を壊してしまう事もあるのです。

せっかく海外旅行で楽しみたいと思っていたのにお腹ギュルギュルだと萎えますよね。

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煮沸消毒すれば飲めるようになる?

煮沸消毒すれば飲めるようになる?
浄水器+5分以上の沸騰が必要

こちらについては、国や地域によって一概には言えませんので鵜呑みにしほしくはありません。

しかし、水道水を飲みたい、使いたいというのであれば浄水器+5分以上の加熱殺菌をするとまだマシになります。

確かに煮沸すれば菌類は無くなりますが、問題は加熱の程度です。

中途半端に加熱しないよう、十分注意を要します。

加熱が中途半端ですと、水道水の中の菌類が死滅してくれませんからね。

歯磨きなどで少し体内に入るのは大丈夫?

歯磨きなどで少し体内に入るのは大丈夫?
多量に入らなければ問題ない

ここまで、海外の水は怖い!お腹壊す!

と書いてきましたが、それでは恐ろしくて歯磨きで口に含むことすら怖くなってしまいます。

私の経験での話になってしまうのですが、歯磨き程度ではお腹を壊しませんでした。

当然、最初の頃は口に含むのすら気が引けましたけれどね。

でも、そんなことを気にしていては海外を楽しめないので、ちょっとくらい。。

という気持ちも重要だなと感じました。

潔癖になりすぎると楽しめないですからね。

やっぱりミネラルウォーターを買うのが無難

やっぱりミネラルウォーターを買うのが無難

やはり無難なのはミネラルウォーターです。

少なくとも中途半端に煮沸消毒した水道水を飲むよりは、ミネラルウォーターの方が安全ですよね。

現地の人でも基本的にミネラルウォーターのボトルを持ち歩いているイメージがあります。

私の場合は日本から2Lと500mLのボトルをスーツケースに入れて持ち込んでいます。

そうすると、ホテルに着いた時すぐに飲めますからね。

あと、親しみのある日本の軟水ですし。

無くなったら現地のミネラルウォータを買うようにしています。

やはり、浄水器や加熱殺菌なんてホテルではそう簡単にできるものではないので買うのが早いですからね。

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まとめ

では、簡単にまとめていきますね。

  • 不純物+雑菌がいる可能性が日本に比べ高い
  • 先進国では水道水が安全である
  • 水道水を飲むなら浄水器+5分以上の沸騰を
  • でも、ミネラルウォータが一番安心

という感じです。

泊まるホテルのグレードによっても水道水の質は変化します。

水は透明でも、目には見えない危険が潜んでいるので、あなた自身を守るためにもミネラルウォーターを飲むほうが安心と言えますね!

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