風邪予防には水を飲むべし!20分おきに一口飲むだけで負けにくい体に

風邪予防には水を飲むべし!20分おきに一口飲むだけで負けにくい体に

どうも、うおたサバ子です。

ここでは、風邪予防とお水の関係について書いていきます。

  • どうして水を飲むと風邪予防になるの?
  • 今は風邪をひけない!
  • たくさん飲んだ方がいいの?
  • 水道水かミネラルウォーターどっちがオススメ?

といった事を知りたい人は読み進めてみてください。

とりあえず、なんで水を飲むと予防につながるのか。

気管には線毛細胞というものがあります。

そこを潤してあげる事で予防になるのです。

つまり、喉の乾燥を防ぐという事です。

詳しく見てみましょう。

どうして水を飲むと風邪予防になるの?

どうして水を飲むと風邪予防になるの?
喉を水で潤すと線毛の働きがスムーズに

まずは、簡単に私たちの気管のお話から。

気管の表面部分には、線毛細胞というものがあります。

その名の通り、毛のような形。

この細胞は、線毛細胞 + 線毛 + 粘膜 による多層構造になっており、

線毛から出る粘液が体を守る大切な役割を果たしています。

皆さんもご存知だと思いますが、

空気中には、色々と目には見えない悪い物が無数に浮遊しています。

雑菌類やウィルスなど体に有害な物がたくさん。

それらは空気を吸えば同然、気管へと侵入してきます。

そこで線毛+粘液の出番!

まず、粘液は体の中に入ってきた悪い物を捕獲。

すると同時に、粘膜のすぐ下にある線毛がウネウネと動き始めるのです。

粘液が捕獲して動かなくなった風邪やインフルエンザの菌等は、喉まで運搬されます。

動かなくなった物を、ベルトコンベアーで喉まで運ぶイメージ。

そして、喉から吐き出される。

つまり、痰として出されるのです。

そんな素晴らしい機能には弱点が。

それは、乾燥です。

気管が乾くと線毛の働きが鈍くなってしまいます。

その乾燥を防ぐ為に、

定期的に喉を潤してあげなければいけないんですね。

動きが鈍くなってしまうと、ウイルスが粘膜に居座る状態となり風邪をひきやすくなってしまう。

逆に、線毛の働きが活発であればウイルスを外に出しやすいので風邪をひきにくい状態を維持できる訳です。

喉に付いた菌類を水で洗い流す?

喉に付いた菌類を水で洗い流す?
胃酸によって菌を退治できる

また水を飲んで風邪を防ぐのは、もっと物理的な目的があります。

洗い流しです。

洗い流された菌が行き着く先は胃袋。

そこには強い酸があり、

強力すぎて時には胃の壁を溶かしてしまう事さえありますよね。

そんなところで風邪の菌がやられないはずがないです。

インフルエンザ菌もメッタメタ。

この様に、線毛の働きを促しつつ菌を洗い流す行為が風邪を引きにくくしてくれているのです。

免疫力を高める為に水を飲む

免疫力を高める為に水を飲む
血液の流れが良くなり免疫力UP

ちなみに水を飲むのは、免疫の力を高めてくれる効果も期待できます。

その理由は、余分な物の排出

人間の免疫力は、血液の状態に左右されます。

基本的に、血液はサラサラの方が良いのはご存知ですよね。

ドロドロ状態の血液だとやや免疫力が弱くなりやすいので、注意が必要です。

では、どうして血液はドロドロになってしまうのか。

それは、老廃物が関係しています。

体の中に余分な物が沢山たまっていると、どうしてもドロドロの状態に近くなってしまいます。

それを防ぐために、水を飲んで老廃物を体の外に出してあげるのです。

余分な物が排出されますから、血液もサラサラになる訳です。

そして、免疫力の向上につながるんですね。

風邪予防のためにはどうやって水を飲むといい?

風邪予防のためにはどうやって水を飲むといい?
20分に1回、少量でいい

吸った菌類は、すぐに細胞に届くわけではありません。

大体20分ぐらいはかかります。

一先ず、粘膜などにキャッチされますからね。

また、冬の場合は空気が非常に乾燥しているので線毛の乾燥も早いです。

それらを考慮すると、定期的に水を飲む必要があります。

例えば14時00分ぐらいに水を飲んだとしましょう。

水を飲んだことにより、

線毛の潤し+菌の洗い流しで粘膜に付いていたバイ菌類は、胃袋まで運ばれます。

しかし時間が経過すれば、また多くの菌類が付着。

14時20分ぐらいになると、多くの菌類が付いてしまう+乾燥で線毛の動きが鈍くなってしまう訳です。

もちろんそれを放置すれば、風邪をひきやすい状態となってしまいます。

そこで14時20分頃にも、もう1回水を飲む必要があります。

つまり、

水を飲む頻度は、20分に1回ぐらいにする方が良いのです。

あまり時間を置いてしまうと、喉の雑菌類の数が増えてしまいます。

なお飲む水の量は、少量でいいのです。

一口水を含むくらいで十分。

そう考えると、あまり億劫に感じないと思います。

20分に1回ぐらいのペースでちびちび飲み続けてあげると良いですね。

それを習慣化するだけでも、風邪をひきづらくなります。

ミネラルウォーターと水道水のどちらが良いの?

ミネラルウォーターと水道水のどちらが良いの?
どちらかと言うと塩素が含まれている水道水

水を飲むなら、選択肢は2つありますね。

水道水もしくはミネラルウォーター。

この2つのどちらが良いかは色々な意見はありますが、おすすめは水道水。

塩素が含まれているからです。

ミネラルウォーターと水道水の一番大きな違いは、塩素が入っているか否か。

水中の菌類を死滅させるために水道水は必ず塩素殺菌されていますよね。

それを有効的に使うのです。

正直、塩素は体にあまり良くないのでミネラルウォーターを飲んでいる方も少なくありません。

しかし、水道水の塩素は安全な基準を正確に守っているので安心して飲めます。

気になる方は、

水道水を飲むのは健康を害する?届くまでのライフラインが重要!

をチェックしてみてください。

現に多くの方はミネラルウォーターでなく水道水でうがいをしているはずです。

水道水でうがいをすれば、喉に付着した雑菌類を死滅してくれると見なされているから。

実際、水道水の方が殺菌力は優れています。

そもそも水を飲んで風邪を予防する目的は、風邪などの菌類をブロックする事。

であれば、ミネラルウォーターよりは水道水が良いと言うことです。

まとめ

それでは、今回の記事をまとめていきましょう。

  • 気管の線毛を潤す
  • 粘膜に付着した菌を洗い流す
  • 血液の流れが良くなり免疫力上がる
  • 20分に一回一口で予防になる
  • 風邪予防には水道水の方がオススメ

と言った感じです。

毎年、インフルエンザや風邪などが猛威を振るっているので、身近な予防方法として水を飲むと元気に過ごせるかもしれません。

水道水の方が予防につながりますが、ミネラルウォーターでも飲まないより飲んだ方がいいのであまり深く考えすぎなくても大丈夫です。

今年も、たくさん水を飲んで元気に過ごしたいですね!

それでは。

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